一昨日から11月8日、9日、10日に車で行った京都府の話を書いていますが、用事を済ませ、10日の土曜日は、時間があったので、少し観光をして帰ろうと思い、ネットで調べていて、気になったのが、こちらの貴船神社です。
全国にある貴船神社の総本山という事と紅葉の時期でとても綺麗という事がネットでも書かれていたので、実際に足を運んでみたいと思い行ってみました。
調べていると駐車場がとても大変!道が狭いから運転に自信がない人はやめた方が良い!とかいろいろと書いてあったので、車で行くか?電車やバスなどを乗りついでいくか?と相当悩みましたが、朝一番で行けばなんとかなるだろうという事でホテルを8時半に出発し、貴船神社には、9時過ぎに到着しました。
ネットに書かれていた通り、奥宮の近くにある駐車場までは、この写真のような道幅の所が多く、一方通行でもないので、譲り合いをしないと渋滞になってしまうような気がします。入口から奥宮の近くの駐車場までは、初めて行くと結構不安になるような感じですが、勇気をもって進んでいきました。
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駐車場は、こんな感じです。この先は、通行止めになっているので、行くことはできません。駐車スペースは、15台程度でしょう。500円の駐車料金がかかります。案内のお兄さんがいたので、その人の誘導に従って駐車できました。
鴨川の水源となっている貴船川に沿って道があるのですが、この景色を見ているだけでも気持ちがスッキリしてきます。
貴船川は、とても水が澄んでいて写真のようにちょっとした瀧みたいになっている所もあるので、夏だったら水に入りたくなるような感じです。
貴船名石 うつみヶ岩
鮮やかな赤い鳥居や灯籠が各所にあり、とても綺麗です。ライトアップなどもされるようなので、夜にも来てみたい景色です。
5月~9月には、貴船川では、川床で食事を楽しむことができるようで、そのようなお店が川沿いに沢山ありました。まだ時間が早かったこともあり、開いてませんでしたが、普通にランチなどを楽しむこともできたようです。
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貴船川の流れを見ながら歩いているだけでもとても気持ち良くて、カメラでどんどん撮影してしまいました。この感じだと紅葉は!?と思われる人も多いと思いますが…
このような感じで見事に紅葉していました!とても綺麗で鮮やかでした。京都市内から少し北にあるので、紅葉も若干早いという事です。
奥宮から来て、本宮に登る階段は、このような感じで赤い灯籠が綺麗に並んでいます。この景色は、とても綺麗で壮観です。
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貴船神社に実際に行ってみて知ったのですが、貴船神社は、絵馬の発祥の社という事です。こちらには、このように書かれています。
絵馬発祥の社
先人にならい絵馬を奉納してご祈願下さい
古来、雨乞いの社として名高い当社には、畏くも歴代天皇様より旱天(ひでり)には黒馬・霧雨には白馬又は赤馬を、その都度献げて御祈願される例になっていました。しかし、時には生馬に換えて「板立馬」を奉納したと、平安時代の文献である「類聚符宣抄(るいじゅうふせんしょう)」は伝えています。
この「板立馬」こそは今日の絵馬の原形といわれています。
当宮では、此の故事に倣らい、かつて和泉式部が復縁を平實重が蔵人昇任を、大宮人が加茂競馬の必勝を、そして源義経が源氏再興を、それぞれ大神様に祈ったように、皆様方の心の願いを、一枚の絵馬に託して御祈願なさいますよう、お勧め致します。
三社巡拝のおすすめ
本宮 諸願成就
結社 えんむすび
奥宮 心願成就
そして、貴船神社の本宮の御祭神は高龗神(たかおかみのかみ)で水を司る神様です。
という事で、水占いをすることができます。
水占みくじと書かれた案内板があります。多国語言語対応までしています。
こちらで、水占みくじ(みずうらみくじ)と書かれた台紙から好きな用紙を選びます。200円なので、となりの台に200円を納めます。
この時、紙には何も書かれていません。真ん中の〇が気になっていたのですが…
紙をお水に浮かべしばらくすると文字が浮かんできます。真ん中…凶!?
はい。こんな感じです・・・中央のQRコードを読むと英語や中国語などの言語が出るようです。凶だったので、ショックで全然試しませんでしたが…おみくじで凶を引いたのは、人生”初”でした。
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石庭
桂(御神木)
表参道です。赤い灯籠が綺麗に並んでいます。この日は、朝早かったのですが、結婚式をされている方がいて、こちらで写真撮影などをしていました。
それでは、ここで沢山撮影した写真をご覧ください。
いかがでしょうか?とても綺麗ですね!
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最後に駐車場の近くにある奥宮を参拝します。
奥宮の御祭神も高龗神(たかおかみのかみ)ですが、一説には、闇龗神(くらおかみのかみ)、玉依姫命も祀られていると伝わると書かれています。
貴船神社 奥宮
当地は、貴船神社が当初創建されたところで、当社の祭神も本宮と同様、水や雨を司る神「高龗神(たかおかみのかみ)」である。
社伝によれば、「万正天皇の時代(五世紀初頭)に、玉依姫命(たまよりひめのみこと)(神武天皇の母)が黄船に乗って浪速(大阪)から淀川、鴨川、貴船川をさかのぼって当地に上陸し、そこに祠を営んで水神を祀ったのが当宮の起こりである」とのことで、地名及び社名の起源をこの「黄船」にもとめる説もある。
境内の本殿横には、この伝説にまつわる「船形岩」があり、これを積み囲んだ小石を持ち帰ると航海安全に御利益があるとされた。
また、本殿下には巨大な龍穴があり、文久年間(1861~1863)の本殿修理の際、大工があやまってノミをこの中へ落したところ、一矢にわかにかき曇り、突風が起こり、ノミを空中へ吹き上げたという。この他、宇治の橋姫伝説や和泉式部の恋愛成就など、当社にまつわる逸話は数多い。
なお、当社境内周辺には、昭和60年(1985)6月に京都市指定天然記念物に指定されたカツラをはじめ、高木が多く見られ、自然遺産の宝庫でもある。
京都市
やはり京都府には、歴史的にもとても重要な建物が多いですね。貴船川の清流の流れと紅葉と神社。とても良い時間を過ごすことができました。